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必須アイテムの抗不安剤|彼女のデパスからエチラームに変えた理由

デパスの作用機序と特性

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デパスとは、一般名エチゾラムの商品名で、田辺三菱製薬が開発したベンゾジアゼピン系の抗不安剤です。
田辺三菱製薬が提唱しているデパスの適応症としては、およそ5つの疾患に属する症状の改善が期待されて使われている。それらを分類すると、神経症に於ける抑うつ、不安、緊張、神経衰弱症状の改善効果。うつ病に於ける不安と緊張。高血圧症や胃・十二指腸潰瘍を含む心身症に於ける身体症状および抑うつ、不安、緊張。腰痛症・頸椎症に於ける抑うつ、不安、緊張。以上4つに加え、統合失調症の睡眠障害に対しても改善効果を示すとされています。

作用機序は、大脳辺縁系に存在する脳内抑制性神経伝達物質のGABA A受容体の一部に本剤が結合し、GABA A受容体の働きを強めることで、抗不安効果および鎮静、催眠作用をもたらします。また、デパスの特性として、GABA A受容体の中でも特に扁桃核の受容体の一部であるBZ受容体=ベンゾジアゼピン受容体に結合することがその特徴となります。
簡単に説明すると、スーパーでもGABAに焦点を当てたチョコレートなどが販売されていますが、本剤はこのGABA A受容体の活動を増強して脳内活動をスローダウンさせる働きによって得られる症状を活用した抗不安剤となります。
本剤が属するベンゾジアゼピン系抗不安剤の種類としては、血中濃度の半減期で分類すると、半減期が3~6時間程度の短時間型、半減期が10~12時間程度の中間型、半減期が20~100時間程度の長時間型、半減期が長時間以上の超長時間型がありますが、本剤は、リーゼやコレミナールとともに短時間型に分類されます。
ベンゾジアゼピン系の副作用として最も注意が必要な点としては、鎮静作用があるため、過剰投与では昏睡状態の危険性がある点と、通常でも依存性が問題とされています。それは血中濃度は一定時間で薄まり、体内から排出されても、服用を続けると体内に残り続けることとなり、一度、ベンゾジアゼピン系抗不安薬への身体依存のシステムが構築されると、急な投与中止で退薬症状が出現することにも。そのため、ベンゾジアゼピン系抗不安薬は、短期間の使用が好ましいとされています。
また、過剰服用や、他の中枢神経抑制作用をもつアルコール等と同時服用した場合、とても危険です!なぜなら、中枢神経抑制作用をさらに強めてしまうことで、呼吸抑制など生命維持にまで支障をきたすことにもなりかねないからです。

また、本剤のジェネリック薬には「エチラーム」があります。いわゆる田辺三菱製薬の開発特許が切れてから、他の製薬会社がつくった後発薬です。エチラームは日本ではなく、海外の製薬会社製造ということもあるからかエチラームは、とにかく安価で販売・購入が可能な薬としてあり、また海外医薬品通販サイトでは最もポピュラーとなり人気を博しているようです。

デパスやエチラームは、エチゾラムが有効成分の抗不安薬です。